こんにちは。今日は伝統野菜についてのお話です。
そもそも伝統野菜とは、各地で古くから栽培・利用されてきた野菜の在来品種のことです。
伝統野菜は京野菜や加賀野菜が有名かと思いますが、仙台朝市というりるまぁとのある場所にちなんで仙台の伝統野菜を紹介したいと思います。
仙台の伝統野菜で特に普及に力が入れられているものは
・仙台白菜
・仙台芭蕉菜
・仙台雪菜
・仙台曲がりねぎ
・仙台長なす
の5品目です。
曲がりねぎや白菜はよく聞きますが芭蕉菜なんかはあまり耳慣れないという方もいるのではないでしょうか。
ということで、この中でも仙台芭蕉菜を簡単に取り上げようと思います。
まず芭蕉菜という名前、これは葉が大きく、芭蕉の葉に似ていることからつけられたようです。
また、東北の他の地域でも芭蕉菜が栽培されているようですが、その芭蕉菜は辛みがあります。
しかし、仙台芭蕉菜は辛みがなくルーツは違うものとされています。「仙台」がついているかどうかで全然違うものなんですね。
仙台芭蕉菜は白菜が出てくるまでは漬菜として栽培されていたようですが現在では栽培されている量はだいぶ減ってしまったようです。
いま紹介したように食べ方は漬物が一般的ですが、みそ汁やあえ物としてもおいしくいただけるようです。
今回はこの辺で終わりにします。
皆さん、自分の地元や住んでいる所の伝統野菜を是非一度食べてみてはいかがでしょうか。
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