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3月13日 震災から3年。

こんにちは。

一昨日3月11日、震災から3年が経過しました。

ReRootsとして2011年7月にボランティアハウスを建て、
震災復興・農業支援ボランティアとして活動をスタートしてから
もうそれだけ月日が流れたのかと、
早いような、遅いような、不思議な感じがしてしまいます。

一昨日は色々な新聞など各メディアで
3年目の東北の様子を数字やデータとして
取り上げられていたのを見て
メンバーも色々なことを想いましたし
皆さんも色々な事を感じられたことと思います。

ReRootsとしてこの間農業再開の支援を続けて来た中で
当日から現在を思い返したときに率直に感じることとして、
もちろん、行政政策の変化や工事などハード面もあるのですが

「人と人とのつながり」と「農家さんの力強さ」

は、挙げないわけにはいきません。


2012年の冬にスタートしたこの「りるまぁと」。
そのOPEN時に書いた記事がこちらですが
11/10 若林区復興支援ショップ「りるまぁと」OPEN!

このりるまぁとだって、朝市の方々との関係から生まれたものですし
ReRootsとしての支援活動だって
全国と東北のつながりがあって生まれているもの。

また、あの震災から営農再開を決意された農家さんのお姿は
本当に格好いいと思いますし、
言葉は軽いかもしれませんが、、苦笑
本当にすごいなと思います。

野菜のこと、農家のこと、そして若林区のいま。
本当に、お伝えしたいことは色々ありすぎるのですが…笑

「農家の努力の味」を一人でも多くの方に
味わっていただくためにも
農家さんのことを想いながら、
若林区のことを想いながら、
試行錯誤しつつ、これからも販売を続けていきたいと思います。

これからもりるまぁとをよろしくお願いします…!!

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おでんでんでん


みなさん!

突然ですが、今週土曜日、22日はおでんの日だそうです。

ふーふーふーと読めることから、おでんの日というそうです。

寒い日に食べる熱々のおでんは、とっても美味しいですよね。

私たちReRootsは、
仙台市の若林区にある七郷市民センターで行われた昨年11月23,24日に行われた七郷市民まつりで、おでんを出店しました!

なんと、このおでんの野菜はほとんどがりるまぁとのものなんです!



変わった中身の巾着を特徴としたおでんだったのですが、中でもブロッコリーとチーズの巾着が人気でした。

七郷市民まつり当日のブログのURLを以下に載せておくので、ぜひ読んでみてください(^o^)

http://reroots.blog.shinobi.jp/Entry/1723/


ぜひみなさんも、りるまぁとのブロッコリーでブロッコリーチーズの巾着が入ったおでんを作ってみてください!

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1月23日 「に」について

コミュニティチームからの更新です。

津波による被害を受けた地域では、危険なため

必ず移転をしなくてはいけない地域(災害危険区域)と、

移転をするか現地再建をするかの選択を迫られている地域があります。


このうち、災害危険区域内に暮らしていた方の多くは

現在も仮設住宅に入居されていますが、今春から集団移転が始まります。

移転先は以前の住環境とも異なり、仮設のコミュニティーとも違うので、

震災以前に形成されていたコミュニティーは大きく変化することになります。



そこで、震災前にあった伝統や文化の再生・継承が

今後のコミュニティー形成のポイントの1つになります。


りるまぁとでは、若林区の野菜を販売することで

若林区の魅力・現状をお伝えしていますが、若林区には

地域で獲れる食材を使用し、自然環境にあった食文化があります。

今回は荒浜に伝わる伝統料理である「に」の紹介をします。



荒浜には震災前、海野豆腐店という地元では有名なお豆腐屋さんがありました。

そこでは分厚くとても存在感をもつ油揚げが人気でした。

その油揚げを使用した伝統料理が「に」です。

「に」という名前の由を 地元の方にお伺いしたところ…

煮物という意味に由来する「に」なのか、

仏事で食べられる際、振舞われる順番が2番目だったことから「に」と

呼ばれるようになったのかよく分からないそうです。


しかし後者が有力のようでした。






甘めの味付けがとてもおいしいお料理です!

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~若林区の様子~

今回は、りるまぁとの野菜がつくられている若林区東部の現在の様子をお伝えしたいと思います!


まずは位置の確認若林区は仙台駅の南東に広がる地域。仙台駅から10キロメートルほど東に進むと仙台東部道路という震災の時に津波をせき止めた高さ6メートルの有料道路が、海岸線と平行に走っています。そこから2キロメートルほど東に進むと太平洋につきます。


東部道路より陸側には、2年後に開通する地下鉄東西線の荒井駅が建設中!11階建ての復興公営住宅も外観は完成しており、その周りにたくさんの戸建住宅を建てようと、電線などの整備をしています。周りは畑や2階建て住宅ばかりなので、11階建てはかなりの存在感!おしゃれな家も2,3件できています!工事中の場所が多いですね。



東部道路をくぐると、目の前に広がるのが田んぼ!稲が収穫された今、ちょぼちょぼと緑の小麦が生えています。りるまぁとのお野菜はこのあたりでできています!
田んぼの中に浮かぶようにある集落には、夕方には犬の散歩をする人の姿が見えたり、野球少年の元気な声が聞こえたり!建設会社の拠点となる建物も結構あります。家の土盛り工事や再建の工事が所々行われており、ショベルカーがよく見られます。



もう少し海に近づいたあたりは、田んぼは除塩作業中。土地によっては畑で野菜が作られいる姿も見られますが、雑草の生える使われていない土地も。道路かさ上げ用の石が山積みになっているのが目立ちます。道路には巨大な工事用トラックが次々と通ります。海岸の街があった地域も、今、夜は真っ暗。津波で落ちてしまった橋は今年の秋に復旧しました。



農家さんは、家を修復・再建を考えながら、ビニルハウスを建てたり畑や農機具を元の状態に戻しながら、野菜を作っています。りるまぁとに並んでいる野菜はそんな農家さんがさらにおいしにさまでこだわって作ったお野菜。

復興に向けて少しずつ歩き出しています。これからも応援よろしくお願いします。
 




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若林区のちょっと昔の話

こんにちは。今回はコミュニティチームからダイラタンシーがお送りします。

コミュニティチームって何やってんの?と思う方も多いと思うので、簡単な説明をしたいと思います。

コミュニティチームは移転によるコミュニティの問題への取り組みや地域との関係づくり、そして今は主に地域の震災の記録集づくりをしています。

この記録集は現在、ボランティアハウスがある笹屋敷という地域の全世帯に震災時の行動、心情などを聞き取り調査をして、後世のための教訓にしようということで、町内会の方から依頼があって行っています。

今回はその記録集づくりの中で地域の方から聞いたお話を一つしたいと思います。


お話を伺った方は、農家の方で震災前はたくさんの種類の野菜をつくっていた方でした。

その方は震災前は野菜の移動販売をしていたそうです。

(ちなみに、移動販売は昔はたくさんの農家さんが行っていて、今でも何人かはやっています。)

どんな感じかというと、軽トラックに野菜を積み、住宅街を走り、その場で売っていたそうです。

ちょうど焼き芋を売る感じですかね?

やっぱり、何よりもうれしいことは直接、消費者と話ができて、

「この前のトマトおいしかった。」「今日はあの野菜ないの?」

とか消費者の生の声が聞くことができたことだそうです。

それで、「がんばっておいしい野菜つくらなきゃ。」とモチベーションがあがったそうです。

現在は津波で農機具が流されてしまい、もう移動販売ができるほどの規模ではありませんが、今も野菜をつくり続けています。

ちなみに、このお宅で採れた枝豆はすごくおいしかったです。


りるまぁとも消費者の生の声をこんなふうに伝えられたらいいですね。

そして、またこのような移動販売が若林区に増えたらいいですね。

以上、コミュニティチームからでした。



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りるまぁと

りるまぁと

津波被災地の農産物や被災者の
 作ったグッズなどを販売しています。


運営元: ReRoots

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